★買い気配(けはい)/売り気配
買いの注文に対して売り物がなく、売買が成立しないために値がつかない状態を「買い気配」と言います。
期待される企業が新規上場した際や、好材料が出たときなどにこの現象が起こります。
この逆の状況は「売り気配」または「ヤリ気配」と呼ばれます。
いずれも売買における需要と供給が偏った場合に起こります。
★ナンピン
投資した株が値下がりした場合などに、あえて同じ銘柄の株を買い増すことで買値の平均単価を下げるという投資方法があります。
これを「ナンピン買い」と言い、値下がりにつれて買い続けることを「買い下がり」(または「ナンピン買い下がり」)と言います。
一方、信用取引で売りを行った際に予想以上の値上がりをすることがあります。
このとき売り増すことで平均単価を上げることを「ナンピン売り」と呼び、値上がりにつれて信用売りを行うことを「ナンピン売り上がり」と言います。
いずれの場合も業績や過去の株価の推移などに注意しつつ、慎重に買い増し、売り増しを行うことが重要となります。
★買い安心/売り安心
上げ相場が比較的長く続いていると、買えば必ず
差益が得られるという状況になる場合があります。
このような、買いに安心感が出てくるような局面のことを指して「買い安心」と言うわけです。
「売り安心」はその反対で、相場が下げ続けて反発しそうもないときに生じる「売れば儲かる」という安心感のことです。
★ちょうちん買い/ちょうちん売り
仕手筋や業者など有力な投資家の売買の仕方をまね、これに便乗して同じ銘柄の株を売買することです。
普通「ちょうちんをつける」という使い方をし、買い方をまねるのが「ちょうちん買い」、売り方をまねるのが「ちょうちん売り」です。
勢いよく買いが進む株には有力投資家のみならず、このようなちょうちん買いがついていることが多いのです。
★連想買い/連想売り
ある銘柄に何らかの好材料が出て買われた場合に、同業・同業態の他社銘柄にも期待感から買いが入ることを「連想買い」と呼びます。
逆に悪材料が出て売られたときに、同業・同業態銘柄にも悪材料の可能性があるのではないかという心理から売りが出ることを「連想売り」と呼んでいます。
★買い場
株を買うのに適した局面のことです。
相場が底入れとなったときや、底入れが近いと思われるとき、相場が特に理由もなく急落したときなどが買いの絶好のタイミング(=買い場)とされています。
ただし、このポイントを読み切ることは至難の業です。
★理想買い/現実買い
将来への期待感をもとに株を買うことを「理想買い」と呼びます。
業績が悪かったり経済情勢が不安定であっても、「将来は景気が上向くだろうし、好材料が出て株価が上昇することもあるに違いない」という期待から投資を行うわけです。
これに対して経済情勢や企業の業績をしっかりと見極めてから買うことを「現実買い」と呼びます。
一般的に理想買いは危険を伴う買い方であり、現実買いは堅実な投資手法であると考えられています。